共働き夫婦のふるさと納税|2人分の枠を使うメリットとわが家のやり方

共働き夫婦がふるさと納税を一緒に活用しているイメージ 節約・生活

「ふるさと納税、活用してますか?」

仕事に育児に家事と、毎日があっという間に過ぎる共働き夫婦。「ふるさと納税はやった方がいいってわかっているけど、2人分をどうやって管理すればいいの?」そう思って後回しになっている方も多いのではないでしょうか。

私自身、ふるさと納税のお得さをちゃんと知らなかったので、ずっと手をつけずにいました。その間、夫婦2人分の枠をずっと使えていなかったことになります。気づいたとき、「もっと早く始めればよかった……」と本当に後悔しました。

今は2人分の枠を使って、日用品の買い物がぐっと減りました。やることはシンプルです。夫婦それぞれの枠を把握して、必要なものを申し込むだけで大丈夫です。

この記事では、共働き夫婦が2人分の枠をムダなく使うための考え方をお伝えします。


ふるさと納税の基本|まずシンプルに確認

ふるさと納税は、自分が選んだ自治体に寄附をして、翌年の税金が安くなる制度です。

寄附のお礼として自治体から「返礼品」が届きます。食材・日用品・地域の特産品など、実生活で使えるものが多く、家計の節約に直結します。

大切なポイントは2つだけです。

  • 自己負担は2,000円:上限内であれば、手出しは2,000円で済む
  • 上限額がある:年収・家族構成で決まり、超えると税金の優遇が受けられない

この「上限額」を把握せずに使っていると、せっかくのメリットが半減します。特に共働き夫婦にとって、この上限の考え方はとても重要なポイントです。


共働きの基本ルール|夫婦それぞれに上限がある

ここが最も誤解されやすい点です。

夫婦の上限は、それぞれ独立して計算されます。

「2人分を合算して、一方がまとめて使えばいい」と思っている方もいますが、合算はできません。ふるさと納税は個人の税金の仕組みだからです。それぞれの収入に応じた上限を、それぞれが申し込む必要があります。

たとえば、こんなイメージです。

年収上限の目安
500万円約6万円前後
400万円約4万円前後

※上限額は家族構成・扶養・その他の控除によって変わります。正確な金額はシミュレーターで確認してください。

それぞれの枠を活用すると、2人で年間10万円前後の返礼品が受け取れることも珍しくありません。これは、共働き家庭ならではの大きなメリットです。

「夫の楽天アカウントで2人分まとめて申し込んだ」「妻の枠を夫に譲って夫が多めに寄附した」というケースは、控除が受けられなくなるリスクがあります。


ふるさと納税で同じ返礼品が大量に届いてしまったイラスト

共働き夫婦がやりがちな失敗3パターン

① 片方の枠しか使っていない

「ふるさと納税は夫が担当している」「私は仕組みがよくわからないから任せっきり」という家庭は、実はとても多いです。

でも、これでは妻の上限枠を毎年ゼロにしているのと同じです。使わないまま消えていく枠は年間数万円になることも珍しくなく、それが数年続くと、かなりもったいないことになります。

② 産休・育休の年に上限を超えてしまう

前年の年収をもとに上限を計算して申し込んだが、その年に育休に入り実際の年収が下がって上限をオーバーしてしまう、というケースです。

ふるさと納税の上限は「その年の1月〜12月の年収」で決まります。育児休業給付金は非課税のためカウントされず、育休中は上限が大幅に下がります。前年と同じ感覚で申し込むと、超えた分はただの寄付になってしまいます。

育休に入る予定がある年は、給与明細を確認しながら少なめに申し込むのが安全です。

③ よかれと思ってお互いが同じものを頼んで被る

夫婦それぞれが自分の枠で申し込んだ結果、「お米が2口届いた」「トイレットペーパーが山積みになった」という事態が起きることがあります。

お互いが「自分の枠で頼もう」と思って相談なしに動くと、同じものが重複しやすいです。特に年末にそれぞれが駆け込みで申し込むと起きがちです。

年に一度でも、「今年は何を頼むか」を2人で話し合うだけで防げます。


2人分の枠の使い方|決めすぎなくていい

共働き夫婦のふるさと納税でいちばん大切なのは、「2人分の枠があることを忘れない」ことです。

「夫は食材、妻は日用品」と厳密に決める必要はありません。必要なものを、空いている枠に申し込む。それだけで十分です。

わが家では、私が夫の分もまとめて管理しています。「トイレットペーパーが減ってきた」「お米を申し込んでおきたい」と思ったとき、その時点で枠が残っている方に申し込む、という感じです。特別なルールはなく、必要なものをタイミングよく使っているだけです。

夫婦それぞれがスマホでふるさと納税を申し込んでいるイラスト

家計を別管理している場合は少し注意

ふるさと納税は個人の税金の仕組みなので、申し込みは各自の名義で行う必要があります。ワンストップ特例制度(確定申告なしで控除を受けられる手続き)を使う場合、書類への署名も本人が必要です。

財布が別の場合は「私の分は私が、夫の分は夫が」と分けて管理する方が、お金の流れがシンプルです。それぞれが自分のタイミングで申し込む形でも、2人分の枠を使えることに変わりはありません。

もう1つ覚えておきたいのが、申し込みの名義と支払うクレジットカードの名義を一致させること。妻の枠で申し込むのに夫のカードで決済してしまうと、控除が正しく受けられなくなるケースがあります。「私の枠で頼むときは、私のカードで払う」と覚えておくと安心です。


まとめ|2人分の枠、ムダにしないでほしいです

共働き夫婦のふるさと納税で押さえておきたいことは3つです。

  1. 夫婦それぞれに上限がある(合算ではなく、個別に申し込む)
  2. 夫婦それぞれの枠を活用する(必要なものが出てきたときに申し込むだけでOK)
  3. 何を頼むか、2人で軽く共有しておく(事前に話しておくと安心)

最初のステップは「2人それぞれの上限額をシミュレーターで確認すること」です。5分もあればできます。

私が「ちゃんとやっておけばよかった」と後悔したのは、夫婦2人分の枠をずっと使わずにいた期間のことです。あのとき知っていたら——そう感じているからこそ、伝えたいと思いました。

難しく考えなくて大丈夫です。まず2人それぞれの上限額を確認するだけでいい。小さな一歩が、毎年の家計の助けになっていきます。一緒に少しずつ整えていきましょう。


ふるさと納税の始め方や日用品の選び方については、こちらの記事も参考にしてください。

ふるさと納税は日用品が最強|トイレットペーパーから始める節約術

家計全体を整えたい方は、こちらもあわせてどうぞ。

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