新NISAの始め方|初心者でも迷わないシンプルな3ステップ

スマホで新NISAを調べている女性のイラスト 投資・お金の知識

「新NISAが気になるけど、なんだか難しそう…」

そう感じて、なかなか最初の一歩が踏み出せないでいませんか?

私も旧NISAのころは、投資が怖くてよく分からないものとして敬遠していました。新NISAが始まるタイミングでようやく重い腰を上げ、YouTubeでお金の勉強をしてから口座を開きました。

この記事では、新NISAの仕組みをシンプルにお伝えしながら、口座開設から積立開始までの手順をやさしくご紹介します。「まずここだけ押さえれば大丈夫」という内容に絞りましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。


「新NISAって難しそう…」そう感じているのは、あなただけではありません

「いつかNISAをやってみたい」と思いながら、後回しになっている方はとても多いです。

よく聞く理由が「投資は怖い」「損したらどうしよう」「何から始めればいいかわからない」という声です。

わかります。私自身も、新NISAが始まるまでは「投資は自分には関係ない」と思っていたくらいです。子育てや仕事で毎日があっという間に過ぎて、お金のことを調べる余裕がありませんでした。

でも、投資について勉強を始めて、「もっと早く始めておけばよかった」と感じました。

この記事で、一緒に確認していきましょう。


新NISAって何?シンプルに理解する

新NISA(少額投資非課税制度の2024年改正版)をひとことで言うと、投資で増えたお金に税金がかからない制度です。

実は、銀行預金の利子にも約20%の税金がかかっています。株や投資信託(複数の会社の株などをまとめた金融商品)の利益も同じで、通常は約20%が引かれます。新NISA口座を使えば、この税金がゼロになります。

長く積み立てるほど増える金額も大きくなります。税金がかからない分も、それだけ大きくなります。

まずは「税金がかからない専用の投資口座」というイメージを持っておいてください。


始める前に確認しておきたいこと

新NISAを始める前に、一つだけ確認しておいてほしいことがあります。

「近いうちに使う予定がないお金で始める」ということです。

投資は、値上がりすることもあれば値下がりすることもあります。元本(最初に入れたお金)が保証されるわけではありません。だからこそ、手元のお金を次の3つに分けて考えることが大切です。

  1. 使うお金:生活費や1年以内に使う予定があるお金
  2. 守るお金:急な出費に備えた緊急資金(生活費の3〜6か月分が目安)
  3. 増やすお金:15年以上先まで使う予定がないお金

新NISAに回すのは、③の「増やすお金」だけにしましょう。①②まで投資に回してしまうと、値下がりしたときに生活が立ち行かなくなります。

生活費とNISA用のお金を分けて管理するイメージイラスト

新NISAの始め方

では、実際に始める手順をご紹介します。

ステップ①:証券口座を開く

まずは、新NISA口座を作るための「証券口座」を開設します。

ネット証券はスマホだけで手続きが完結します。本人確認書類(マイナンバーカードなど)を用意すれば、最短数日で開設できます。

私はSBI証券を使っています。三井住友カードと連携してクレカ積立にすると積立時にVポイントが貯まり、さらに投資信託を保有しているだけでも残高に応じてVポイントが貯まる(投信マイレージ)のも選んだ理由の一つです。

口座を開設するとき、バンクアカデミーさんのこちらの動画を参考にしました。実際の操作画面が見られるので、「ここを押せばいいんだ」と分かりやすくて助かりました。

ステップ②:積立の設定をする

口座が開いたら、毎月の積立金額と商品(投資信託)を設定します。

新NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類があります。初心者はまず、積立に特化したつみたて投資枠を使えば大丈夫です。

一度設定すれば、毎月自動で積み立てられます。「先取り貯金」に近い感覚で、何もしなくても積み立てが進む仕組みです。

最初は月1,000円ほどから始めるのがおすすめです。金額は後から変更できます。「これくらいなら値下がりしても焦らずにいられる」と思える金額から始めて、株価の上下に慣れていきましょう。

私もSBI証券で積立の設定をするとき、バンクアカデミーさんのこちらの動画を参考にしました。実際の画面を見ながら設定できるので、初めてでも迷いにくいと思います。

積立投資の考え方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

積立投資は怖い?|新NISAで始めた初心者の体験談とやさしい始め方

ステップ③:あとは長く続ける

積立の設定ができたら、あとは「続けること」だけです。

長期で見るとプラスになりやすいといわれていますが、途中で値下がりすることもあります。そのときに焦って売ってしまわないためにも、「15年以上先に使う予定のお金」で始めていると気持ちが楽になります。

長期投資をのんびり続けているイメージのイラスト

いくらから始めればいい?

「いくらから始めればいいですか?」はよくいただく質問です。

答えは、続けられる金額ならいくらからでも大丈夫です。

月1,000円でも始められます。少額で始めることで、株価の上下を実際に経験しながら慣れていくことができます。口座の見方や仕組みは、勉強しながら少しずつ理解を深めていきましょう。

生活に余裕が出てきたら、少しずつ金額を増やしていけばいいのです。

金額と同じくらい大切なのが、何のために積み立てるかを決めることです。「老後のため」「子どもの教育費のため」など、目的がはっきりしていると、途中で値下がりしても続けられます。「なんとなく始めた」だと、残高が減るたびに「やめようかな」と迷いやすくなります。

目的が決まると、お金の置き場所も整理されます。近いうちに使う予定のお金は先取り貯金で、15年以上先に使う予定のお金は投資で準備するというイメージです。

近いうちに使う目的のお金の貯め方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

貯金が続かない人へ|意志に頼らない先取り貯金のシンプルな始め方

学資保険は必要?|やめた理由と代わりのシンプルな貯め方


やりがちな失敗と注意点

始める前に、ありがちな失敗をご紹介します。

生活費まで投資に回してしまう

「少しでも多く積み立てたい」という気持ちから、生活に必要なお金まで投資に回してしまうケースがあります。投資しすぎて日々の生活が苦しくなる「NISA貧乏」という言葉が話題になったこともあります。投資に回すのは、近いうちに使う予定がないお金だけにしましょう。

値動きが気になって毎日確認してしまう

値下がりするたびに不安になりがちです。正直に言うと、私も今もほぼ毎日のように残高を確認してしまっています。ただ、頻繁に見ても結果は変わりません。私が守っているのは「下がっても売らない」ということだけです。

新NISAへの一歩を踏み出す女性のイラスト

まとめ

新NISAの始め方を、シンプルにまとめます。

  • 証券口座を開く
  • 続けられる金額で積立の設定をする
  • あとは長く続ける

「もっと早く始めておけばよかった」と感じたのが、私がこの記事を書いた理由です。あなたには、同じ後悔をしてほしくありません。

まずは証券口座を開くところから始めてみてください。そこからゆっくり進めていきましょう。


NISAのしくみをイチから知りたい方はこちら↓
【関連記事】新NISAってなに?|しくみといくらから始められるかをやさしく解説

何を買えばいいか気になった方はこちら↓
【関連記事】新NISAで何を買えばいい?|投資信託の選び方を初心者向けにやさしく解説

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