NISA(少額投資非課税制度)を始めようとスマホで口座開設の画面を開いたのに、知らない言葉が並んでいて、そっと閉じた。
そんな経験、ありませんか。
私も同じでした。「特定口座?」「源泉徴収あり?」。見慣れない言葉が出てくるたびに、指が止まりました。
この記事では、投資の言葉にいちいち迷った私が、動画を見ながらスマホだけで口座を開けるまでを、そのままお話しします。手続きの完璧な手順書ではありません。「ここ、どうすればいいの?」と画面の前で止まった方に、私が実際に迷ったところを、そのままお話しします。
この記事でわかること
- 口座開設で手が止まりやすい3つの画面(特定口座・手数料プラン・配当金)
- 知らない言葉に迷ったときの乗り越え方
- スマホだけ・一人でも開けたリアルな流れ
「知らない言葉」で手が止まるのは、あなただけじゃありません
口座開設そのものは、スマホで進められます。
止まるのは、たいてい言葉のところです。私も「特定口座」「源泉徴収」と出てきた瞬間、手が固まりました。意味がわからないと、選んでいいのか判断できません。
私は「よくわからないまま進めるのが怖い」タイプでした。全部を理解してからじゃないと進めない、と思い込んでいたのです。
でも実際にやってみると、分からないところだけ調べながらでも進められました。私が迷ったのは、特定口座・手数料プラン・配当金の受け取り方法の3つ。その画面を、一つずつ残しておきます。

「特定口座とか源泉徴収とか、言葉が難しくて進めない…」

「私もそこで固まりました。迷う画面は数えるほどですよ」
そもそも、なぜ私は口座を開こうと思ったのか
きっかけは、老後のお金への不安でした。このままで足りるのかな、というモヤモヤを抱えていたころ、新NISAが話題になっているのを何度も耳にしました。
私は、理解しないと怖くて動けない性格です。だから、まず調べました。長期・積立・分散という考え方を知って、「これはギャンブルとは違うんだ」と、自分なりに腑に落ちました。暴落は今でも怖いです。それでも、過去の市場では大きく下がったあとに回復してきた例がある、と知って「それなら私にもできそう」と思えました。もちろん、将来も同じようになるとは限りません。
もう一つ、知って驚いたことがあります。課税される口座で投資をすると、利益に通常20.315%の税金がかかります。NISAでは、その対象になる利益が非課税になります。「それはお得だな」。そう思えたとき、ようやく「やってみよう」に変わりました。
「投資が怖い」という気持ちそのものについては、こちらで詳しくお話ししています。
積立投資は怖い?|新NISAで始めた初心者の体験談とやさしい始め方
投資は、近いうちに使う予定のないお金で始めるのが基本です。元本が保証されているわけではないので、生活費や近々の予定に使うお金は残しておきました。
私が使ったのはSBI証券|決め手は「夫が持っていたから」
証券会社はSBI証券にしました。
決め手は、夫がすでにSBI証券に口座を持っていたことです。同じ会社なら、わからないことを教え合えると思いました。ポイントのしくみも揃えやすい、という気持ちもありました。
……とはいえ、実際に開いてみると、夫はあまり口座を触っていませんでした。結局、私のほうが詳しくなって、あとから夫に教えることになりました。
証券会社選びで悩む方は多いです。でも私の場合は、夫が使っていた。それが一番大きな決め手でした。
私が用意したのは、スマホと本人確認に使うもの
始める前は「書類をあれこれ用意するのかな」と身構えていました。
私が口座を開いたときに用意したのは、スマホと、本人確認に使うもの(運転免許証など)、そしてマイナンバーがわかるものでした。手続きはスマホだけで完了。書類はカメラで撮って送るだけでした。ここは思ったより、あっさり進みました。
必要な書類は、申し込みの方法や時期によって変わります。ご自身が開くときの案内を確認してみてください。
ここで手が止まった|私が迷った3つの画面
さて、本題です。
口座開設で私の指が止まったのは、この3つの画面でした。同じところで止まる人が多いので、一つずつお話しします。
① 特定口座(源泉徴収あり)の選択
一番迷ったのがこれです。
「開設する(源泉徴収あり)」「開設する(源泉徴収なし)」「開設しない」。こんな選択肢が並んでいました。源泉徴収という言葉は聞いたことがあるものの、何のことかわかりませんでした。
「税金の話? もしかして確定申告、自分でやるの……?」。頭に浮かんだのはそんな不安です。
答えは、動画の説明で見つかりました。ざっくりいうと、NISAではない課税口座で投資をしたとき、「源泉徴収あり」を選んでおくと、証券会社が税金を計算して納めてくれる仕組みだそうです。私は「源泉徴収あり」を選びました。多くの初心者はこれを選んでおくと、あとの手続きがラクといわれています。
さらに動画では、こんな説明もありました。NISA口座の中だけで買うなら、その利益はもともと非課税なので、特定口座の設定はそれほど関係してこない、と。それを聞いて、ようやく肩の力が抜けました。
どれを選ぶかは人によって違います。ここでは「私はこう選んだ」という体験としてお話ししています。迷ったら、証券会社の説明ページや案内動画を確認してみてください。
② 国内株式の手数料プランの選択
次に止まったのが、手数料プランの選択です。
私が開設したときは、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」という選択肢で迷いました。どちらがいいのか、名前だけでは見当がつきませんでした。
ここも、動画の説明を聞いて選びました。名前で身構えましたが、案内に沿って進めれば大丈夫でした。手数料プランの名称や内容は変わることがあります。口座開設時の最新の案内を確認してみてください。
③ 配当金の受け取り方法の選択
3つ目は、配当金の受け取り方法です。
「株式数比例配分方式」という、とても長い言葉が出てきました。NISAで国内株式の配当金を非課税で受け取るには、この方式を選ぶ必要があります。私は投資信託の積立が中心でしたが、この設定画面でも一度、手が止まりました。
私が開設したときは、この方式にするために自分でチェックを入れる必要がありました。今は最初からチェックが入っていることが多いようです。画面は少しずつ変わるので、ご自身が開くときの案内を確認するのが確実です。
| 迷った画面 | 私が選んだもの | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 特定口座 | 開設する(源泉徴収あり) | 利益が出たときの税金の手続きをおまかせに。NISA口座の中だけで買うなら影響は小さめ |
| 国内株式の手数料プラン | 案内に沿って選択 | 名前で身構えなくて大丈夫。※名称・内容は変わることあり |
| 配当金の受け取り方法 | 株式数比例配分方式 | 国内株式の配当を非課税で受け取るのに必要。今は最初から選ばれていることが多い |
迷ったときは、動画を見ながら進めました
3つの画面で止まったとき、私を助けてくれたのは動画でした。

見ていたのは、バンクアカデミーさんの口座開設の解説動画です。知らない言葉を、画面に沿って一つずつ説明してくれました。動画を止めながら、同じ画面を並べて進めたので、迷わずにすみました。YouTubeで「SBI証券 口座開設」などと検索すると、こうした解説動画が見つかります。
私は、隣にいた夫には一言も聞きませんでした。自分で動画を見て、一人で進めました。ここは、自分でもちょっと意外でした。
だからもし、「詳しい人が身近にいないから不安」という理由で止まっているなら、心配しすぎなくて大丈夫かもしれません。
動画は削除されることもあります。ご覧になるときは、新しめで、ご自身が使う証券会社に合った解説を選んでみてください。
開設できたあと|投資信託が口座に入って、うれしかった
口座が開けたら、次はクレジットカードの積立設定をして、新NISAの積立設定をしました。
そして、注文した投資信託がちゃんと口座に入ったのを見たとき——「あぁ、ちゃんと買えたなぁ」と、素直にうれしくなりました。
正直に言うと、そのあと何度もアプリを開いて確認してしまいました。数字が並んでいるだけなのに、なんだか安心したのです。
あれだけ「難しそう」と身構えていたのに、終わってみれば「意外と、私にもできた」。その実感が、一番の収穫でした。
口座を開いたら、次は「何を買うか」です。私の選び方はこちらでお話ししています。
新NISAで何を買えばいい?|投資信託の選び方を初心者向けにやさしく解説
注意点|焦らなくて大丈夫です
最後に、知っておくと安心なことを少しだけ。
口座の開設には、数日かかることがあります。申し込んだ日にすぐ買えるとは限りません。「まだかな」と焦らず、待っていて大丈夫です。
それから、大事なことを一つ。投資なので、買ったものが元本より減って見える日もあります。最初はドキッとします。だからこそ、数年は使う予定のないお金で、長くゆっくり続けるのが基本といわれています。
迷う画面があっても、選び直せる項目は多いです。完璧に理解できなくても、案内どおりに進めば大丈夫でした。
まとめ|まずは画面を開いてみるだけでいい
NISAの口座開設で手が止まるのは、たいてい「知らない言葉」のところです。
- 迷いやすいのは、特定口座・手数料プラン・配当金の3画面
- わからなければ、動画を見ながらで大丈夫
- スマホだけ、一人でも開けました
私も、専門用語のたびに固まりました。それでも、動画を止めながら進めたら、ちゃんと開けました。
今日の1アクション:いきなり申し込まなくて大丈夫です。まずは口座開設のページを開いて、「どんな言葉が出てくるのかな」と眺めてみる。それだけでも、私にとっては大きな一歩でした。
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